
「30代になって急にシミが気になる…1回で取れる?痛い?会社は休むべき?」
本記事は、編集部が実際にスポット照射(ピコ/ナノ秒系)を体験した流れをもとに、費用・効果・ダウンタイムをわかりやすく解説します。
クリニック選びのチェックリストや、失敗を防ぐ注意点もまとめました。
先に結論:単発の“点状のシミ(老人性色素斑・そばかすの一部)”はスポット照射で即効実感しやすい
- 濃くて境界がはっきりした点状のシミは、スポット照射1回で薄くなる例が多い(個人差あり)
- ダウンタイム:7〜14日前後のかさぶた(テープ保護推奨)
- 広範囲の色むら、肝斑(かんぱん)はトーニング等の複数回治療が現実的
- 炎症後色素沈着(PIH)対策に紫外線対策・保湿・摩擦回避が超重要
※診断名・適応は医師判断。自己判断での施術は避け、必ずカウンセリングを受けてください。
シミ取りレーザーとは?向いているシミ・向かないシミ
- 向いている:老人性色素斑(加齢ジミ)、そばかす(散在性・浅いものの一部)、ADMの一部
- 注意が必要:肝斑(悪化リスク。出力・治療法の選択が重要)、炎症中の肌、強い日焼け直後
- ポイント:見た目が似ていても病態が異なることが多く、治療法も変わります(医師の診断が必須)。
方式別の違い(ざっくり)
方式例 | 得意分野 | 回数目安 | ダウンタイム |
---|---|---|---|
Qスイッチ系(ナノ秒) | 濃い点状のシミのスポット | 1回で実感しやすい例あり | かさぶた7〜14日 |
ピコ秒(スポット) | 点状のシミ/刺青の一部 | 1回〜(個人差) | かさぶた7〜14日 |
ピコトーニング | 顔全体のくすみ・色むら | 複数回(5〜10回目安) | 赤み〜軽微 |
※設定・機種・肌質で経過は変動します。医師の指示を最優先に。
費用の目安(編集部調査レンジ/地域・機種で変動)
メニュー | 相場目安 | 備考 |
---|---|---|
スポット照射(1〜5mm) | 数千円〜1.5万円/個 | サイズで変動。再照射割ありの院も |
スポット照射(6〜10mm) | 1万〜2.5万円/個 | 大きさ・部位で前後 |
全顔ピコトーニング | 1.5万〜3.5万円/回 | 5〜10回コース割引あり |
※正確な料金は各院の公式を確認してください。
体験談:カウンセリング〜施術当日の流れ
- 診察・ダーモスコピー:シミタイプを判定(肝斑混在の有無をチェック)
- 同意と注意事項確認:紫外線対策・テープ保護・洗顔/メイク可否など
- 照射前準備:洗顔→必要に応じ麻酔クリーム(任意)→保護
- スポット照射:パチッと輪ゴムではじく感覚〜熱感。部位により刺激差あり
- アフターケア:クーリング→軟膏→保護テープ/UV指導
ダウンタイムの実際(編集部の経過目安)
時期 | 見た目の変化 | ケア |
---|---|---|
当日〜2日目 | 赤み→薄い褐色に変化、軽いヒリつき | 冷却・軟膏・テープ保護、擦らない |
3〜7日目 | かさぶたが濃くなる | 自然脱落を待つ(はがさない) |
7〜14日目 | かさぶた脱落→ピンク肌 | 低刺激保湿・UV徹底、摩擦回避 |
2〜6週 | ピンク〜薄茶の発赤・色素沈着が出ることも | 日焼けガード、医師指示の外用継続 |
2〜3ヶ月 | 色調が落ち着く/必要に応じ再診 | 再照射の要否を相談 |
やって良かった点・気になった点
やって良かった点
- 濃い点状のシミは見た目の変化が早い
- テープ保護でメイクも工夫すれば仕事継続可
- 紫外線対策の意識が高まり、全体の肌調子も安定
気になった点
- かさぶた期間は目立つ(7〜14日)。イベント前は避けたい
- 肝斑混在だと悪化リスクがあるため出力・治療選択が難しい
- 炎症後色素沈着(PIH)対策にUV・保湿・摩擦ケアが必須
失敗を防ぐ3つのポイント
- 診断重視:肝斑の有無、混在タイプを必ず確認
- 時期選び:強い日差しの時期や旅行直前は避ける
- アフターケア:UV・保湿・テープ指示を忠実に。無理にはがさない
クリニック選びのチェックリスト
- 診断と説明が丁寧(写真撮影・経過フォローがある)
- テープ・外用・再診等の総額を事前に明示
- 機種・方式の選択肢があり、肝斑への配慮に慣れている
- 日常ケア(UV/保湿/摩擦回避)のガイダンスが具体的
よくある質問(FAQ)
Q. 1回で取れますか?
A. 濃い点状のシミは1回で実感しやすい一方、薄い/広い色むらや肝斑は複数回・別アプローチが現実的です(医師判断)。
Q. 仕事は休むべき?
A. テープ保護で出社している人も多いですが、見た目が気になる期間(1〜2週間)は在宅やマスク等で工夫すると安心です。
Q. 日焼け止めはいつから?
A. 医師の指示に従ってください。基本は鎮静後、低刺激タイプで早期開始し、摩擦を避けてやさしく塗布します。
安全に関する注意(必読)
- 妊娠中・授乳中、皮膚疾患や創傷部位がある場合は必ず医師に相談
- 強い日焼け直後は避ける/施術後は高SPFのUV対策を徹底
- かさぶた剥離は自然脱落を待つ(無理にはがさない)
※本記事は一般的情報であり、医療的助言ではありません。必ず医療機関で診察を受け、医師の指示に従ってください。
まとめ:点状のシミは「診断→スポット照射→UV徹底」で現実的にケア
30代のシミ悩みは増えがち。タイプに合う治療×アフターケアを守れば、見た目の変化は十分に狙えます。
まずは無料カウンセリングで診断から。費用・ダウンタイム・スケジュールを確認して計画的に進めましょう。
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